田村重信先生「真の防衛力強化は『憲法改正』から」

3月10日(金)18時半より、新宿南口ビル4階R3Cセミナールームに於いて、第241回一水会フォーラムを開催します。講師には政治評論家・元自民党政務調査会調査役の田村重信先生をお招きし、「真の防衛力強化は『憲法改正』から」と題して、ご講演して頂きます。皆様の奮ってのご参加をお待ち申し上げます。

講師からのコメント

おはようございます。

今、沖縄のオクマビーチ・リゾートにいます。

ここは、米軍の保養所で、米軍に半分ほど返還された場所をコテージ・ホテルにしています。
沖縄は、米軍基地が今でも中部中心に点在しています。

日本は、もっと自衛力を強化して、米軍依存から脱却しないとダメです。
そのためには、憲法改正して、自衛隊を世界各国と同じように行動できる軍隊にしないと真の独立国といえません。

それから同姓婚ですが、僕は反対しません。『平成防衛史』の「世界一わかりやすい憲法改正の話」に以下のようにあります。

憲法24条は
「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」
昨今、リベラル人権派は、何かとLGBTの権利確保を主張しています。24条は、完全に同性愛者を無視した条文です。もしLGBTの権利を確保するのであれば、まずは憲法改正を訴えるべきです。

とあります。

昨今、憲法を無視した議論が多いのは問題です。

昔、ドイツの学者から「日本は憲法があっても、それを無視して、勝手に何でもできる国なんですね」と言われたことがあります。

それは、ドイツは、日本と同じように第二次世界大戦後に、軍隊を持てない憲法として出発しましたが、朝鮮戦争をきっかけに憲法改正をして、ドイツは軍隊を持ったのでした。

日本は、憲法改正しないで、警察予備隊、保安隊、自衛隊となりましたが、これは、9条の関係から、国内では軍隊と呼べないのです。

これらの問題を放置したままでは、日本の戦後は終わらない、真の独立といえないのです。

防衛政策で抜本的な展開とは?

憲法改正して、自衛隊を軍隊にすることです。

今日は、沖縄でまったりします