三島・森田両烈士追悼恢弘祭記念講演 講演録
前田日明 先生〈格闘技団体リングスCEO〉
三島・森田両烈士の蹶起より五十二年。「恢弘祭」第二部の記念講演では、格闘家・前田日明先生が講師として登壇。三島由紀夫烈士が予言された日本の「現状」に、改めて憂国の檄を飛ばす内容となった。(文責・編集部)
①三島作品との出会い―憂鬱を吹き飛ばした『不道徳講座』
本日は三島・森田両烈士追悼恢弘祭にお招き頂き、本当にありがとうございます。
私は十代の、本を読み始めた時分に、第二次世界大戦の戦記が好きで、光人社から出ている文庫作品(光人社NF文庫)をよく読みました。多分、出ている物はほとんど読破したと思います。中学二年生の時には一人暮らしを始めたので、親の教育を受けて育ったというより「戦記を読んで育った」といってよいでしょう。
戦記の中に出てくる人々の言動、思想、行動に、当時大変に感銘を受け、影響を受けました。例えば「大空のサムライ」と呼ばれた坂井三郎さんの著書。この中での日本海軍航空隊のエピソード、会話の一つ一つが、今の自分の身になり、力になっていると感じます。
その後、私は空手を始めますが、当時は昭和四十年代の終わりから五十年代の初め、その頃に柔道や空手をやっている人達の多くがよく本を読んでおり、読書家としても知られていました。「本に埋もれて暮らしている」というべき人が多かったですね。
私も先輩から「お前も本を読まねば駄目だ」と言われた事があり、「私は戦記物を多く読んでいます」と答えると、「お前、文学を読めよ」と勧められました。
「文学とは何ですか?何を読めば良いのですか?」と尋ねると「太宰治だよ」と返事が返ってきました。
かくして太宰作品を読み始めますが、太宰治という人自体はともかく、その作品は、当時思春期に差し掛かった少年にとっては、「重々しく」感じられるものでした。精神的に鬱なものを感じ、あまり好きにはなれませんでした。
そんな時に、『文藝春秋』のある記事で、太宰治と三島由紀夫先生のエピソードを読む事がありました。
これは太宰治の読者交歓会に、若き日の三島先生が出席した時の話です。
この時、太宰に面と向かって「私は太宰治さんの作品はつまらないと思います」と言い放った三島青年に、太宰治は大いに驚き、「でも君はここにいる。という事は僕の小説が好きだからいるのだろう?それは論理的にはおかしいじゃないか」と、しどろもどろになりながら答えた。…とあります。
私は『人間失格』から『二十世紀旗手』まで太宰作品を読んで憂鬱になりかけていたところだったので、この『文藝春秋』の記事を読んで「三島作品に切り替えよう」と思いたち、以降、三島先生の作品を読み始めます。
しかし、最初に読んだのは『仮面の告白』で、「これは同性愛の話ではないか?」と感じました。今振り返ればこれも思春期の少年向きではない選択で、悩ましかったのですが…次に手に取った『不道徳教育講座』は私にとって大当たりでした。
これは女性週刊誌の『週刊明星』で連載された作品であり、三島作品でも機智、逆説、笑いに満ちた珍しい内容です。一話完結の短文集で非常に読み易く、「不道徳」を勧めながら逆説的に「道徳」を説いているという奇妙な内容です。これを読んで今までの憂鬱な空気が吹き飛び、非常に元気になりました。
②三島烈士が予言した現代日本—「からっぽな国」
それ以来、三島作品のとりことなり、多くの本を読んできましたが、「謎」であったのはやはり蹶起に至った経緯ですね。ノーベル賞候補とまで言われ、歌舞伎の新作を書き、素晴らしい文芸力を見せた三島先生が、何故あの様な行動に出たのか…戦後最大の謎と言えます。
三島先生の写真集を見ると、西洋風のモダンな家を建てられている。そこに奥さんと二人の子供を迎え入れ、幸福に暮らしている様に見えます。
「そんな成功した人間が、何故いきなり若者を率いて蹶起、自決するのだろうか?」と気になり、自分なりにその理由を調べました。
三島先生が亡くなる前後一年間、事件を報じた雑誌の記事等を集めました。その中で興味を引いたのは、林房雄さんとの『対話日本人論』でした。
これを読んで分かったのは、三島先生が体験した「戦争観」です。
大戦末期に三島先生は徴兵検査を受けますが、第二乙種合格で兵役に就くも、当日に肺炎を起こし即日帰郷となります。
戦後健康を取り戻し、小説家として成功するのですが、戦時中に「兵士になれなかった」という事は非常なコンプレックスとなったのでしょう。
かつて戦時中に、「やるせなく断念した思い」を成し遂げなくてはならない…と、三島先生はずっと感じていたでしょう。
その思いとはつまり、「国に殉ずる事」です。吉田松陰は「かくすれば かくなるものと 知りながら やむにやまれぬ 大和魂」という歌を詠まれましたが、同じ気持ちですね。
三島先生、森田烈士が亡くなられてから五十二年。日本の現状も大分変化して来ました。
「このまま行ったら日本はなくなり、無機質で、からっぽの、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、ある経済的大国が極東の一角に残るのであろう」とまさに三島先生が予言されていた状況となりつつあります。
以前私は『日本人はもっと幸せになっていいはずだ』(サイゾー)という本を出版しました。この中でも日本のおかしい所を書いたのですが、現在でも「なんでこうなっているのだろう?」という問題が多く起きています。
特におかしいのはマスメディアですね。真実を報道しようとはしません。大衆が知るべき真実を報じず、隠蔽し、世に出ない様にする…とても「ジャーナリズム」と言えません。
どの新聞、テレビニュースを見ても同じ報道ばかり。全部一緒ですね。
それが顕著だったのは安倍元首相の銃撃事件でした。朝日、毎日、読売、日経、産経、東京と…大手新聞の一面トップの見出しは全て同じ「安倍元首相、撃たれ死亡」です。
一国の首相経験者が白昼堂々射殺される…先進国ではあり得ないような事件でしたが、今や世間は事件の背景となった統一教会の話題で世間はもち切りです。これも「真実」が報じられないことの表れの一つです。
安倍氏の救命対応に当たった奈良医大の医師の談話では「心臓に大きな穴が開いており、死因は出血死」としています。しかし、普通心臓が直撃されればどんな人間でも即死に至ります。
奈良県警の発表では、安倍氏を死に至らしめたのは「左肩から入った銃弾」…とされており、「上部の血管の切断による出血死」と発表しています。しかし、その後の検死解剖では銃弾は見つからず、心臓にも穴は開いていません。
この、先の奈良医大の医師談話と奈良県警発表の矛盾点を指摘するマスメディアは一切ありません。
自民党議員の青山繁晴さん等、一部の識者は声を上げて矛盾を追求しようとしますが、青山さんは奈良県警の方から「こういう事をするとあなたの為にはなりませんよ」と脅迫されたそうです。
戦後最長期間、首相を務め、依然政界の有力者であり、再び首相になってもおかしくなかった人物が白昼堂々と射殺された。にもかかわらず、死因さえはっきりしない。そして今ではテレビ、新聞、ラジオの報道でも安倍さんの「あ」の字も言わない。
あの事件自体、終わった事になっています。
③「戦争が不可能な国」—生活安全保障はすでに崩壊
私は以前、第一次安倍政権の頃には民主党(当時)に肩入れし、政治への批判、教育問題、国防、防災等の問題を取り上げようとした時期がありました。
憲法の問題にしても以前から指摘しています。戦後七十七年、日本はずっと「戦争ができない国」でした。仮に今、憲法九条が改正され自衛隊が国軍に昇格したとしても…このままでは「万歳!」とは喜べません。
もし現在のウクライナと同じような侵攻を、例えば中国軍やロシア軍から受けたら、たとえ国軍があっても守り切れないのです。
日本の食糧自給率は二割程度。一週間分の蓄えしかありません。もし戦争となった場合、最初の一か月で食糧の買い付け騒ぎが起こり、二か月目で全てなくなる。三か月目からは飢餓。それだけで日本の継戦能力は全て失われます。
現状、日本の国防能力はほとんど機能していません。ミサイルや外国艦船の領海侵犯等、主権侵害が発生しても敵基地攻撃能力もなく、専守防衛を守るしかない政府としては「遺憾である」しか言えません。
自衛隊がこれに対応し、外国艦船を撃沈、関係者を逮捕させたとしても…その結果、開戦となり、待っているのは血みどろの本土決戦です。専守防衛にはそれだけのリスクがあります。相手はどんな手段に出ても良いが、自分は避けるだけしか許されない。憲法問題以前に、日本は「戦争ができない国」になってしまっており、全く、勝てる訳がありません。
日本のエネルギー自給率は十一・八%。石油も天然ガスも、戦争となればあっという間に枯渇しますね。戦争に使う燃料も弾薬もなく、国民は飢えるしかない…これでは国は滅びます。
私は憲法改正に大賛成ですが、憲法だけでなく、食糧、エネルギーを自給できる体制を作っておかねば国は守れません。
農業、漁業等、食に関する産業は国防の根幹です。米国を始め、先進国は莫大な予算をつぎ込んで農業を支援しています。農業、漁業等に新規参入できる様に補助金で支援しますから、若者にとっては一獲千金のチャンスですね。
しかし日本では若者どころか、誰も農業や漁業に見向きしません。「農業や漁業では食っていけない」と皆諦めているからですね。国も自治体も支援しない。これで食糧自給率が上がるはずはありません。
日本も海外並みに農業を支援し、「若者に夢を与える一大産業」としてバックアップする必要があります。
農業と同じく、教育も軽視されています。大学に出される研究費も減額されている。これでは優秀な頭脳を育てる事はできない。だから外国へ流出していまいます。
諸外国と比較しても、その額があまりにも低い事が分かります。例えば…、米国・イェール大学の一年間の研究費は約一兆五千億円。英国・ケンブリッジ大学は三千億から五千億円。
対して日本では…国内で最も資金が潤沢だといわれる東大でも二百五十億円。話にもなりませんね。
教育は国家百年の大計を支える重要基幹です。しかし国は農業と同じく、教育も軽視して来ました。
国は「そんな財源はない。プライマリーバランス(基礎的財政収支)を守らねばならない」と言うところでしょうが…農業も教育も軽視してきたのは「プライマリーバランス」なる価値観を持ち込むずっと以前からです。
④「プライマリーバランス守って国滅ぶ」
「財政赤字は大きな借金であり、これを次世代に残せない」から「プライマリーバランス」を守らねばならない…と、テレビでは知識人が皆同じ事を連呼しています。しかし国の産業育成を放棄させ、若者に夢を与えない緊縮政策が、次世代の為になるのでしょうか?これに関しても、誰も間違いを指摘しません。財政が破綻しても国家が潰れる訳ではありませんが、現状では、「政府が黒字になれば国民は苦しむ」状態になりつつあります。
政府が赤字だといっても、国債を買っているのは国民です。それを割り算までして国民の借金のように言い立てるのは明らかに間違えています。
最近、日本政府は米国からの要望もあり、防衛費を二倍に増額させる方針を採りましたが、これも「財源がない」との縛りで増やす事ができない。そこで岸田政権が言い出したのは「増税」です。
当然、産業界も国民世論も反対します。三十年〜四十年もデフレが続いており、給与水準も上がっていない。それなのに物価と税金は上がっている。プライマリーバランス以前に国民生活が向上していないのです。
一般企業の大卒初年給は二十万円程度と言われますが、私が二十歳の頃と変わりません。しかし当時は学生結婚して子供が生まれても生活ができましたね。
「若者に夢がない」—少子化の原因はここにあります。正社員だけの給料ではただ食い繋ぐ事しかできない。生活を維持するのが精一杯で結婚も子育てもできません。
私も「アウトサイダー」の活動等で、若者と話をしますが、彼らがとても「夢」など見られる状況にはないことを感じさせられます。
大学を卒業しても職はなく、むしろ学資金として借りた「借金」を背負わされる。支払い終えたとしても結婚、育児に廻す資金はない…。国は若者を支援する事はなく、高額ローンの様に学資金を貸し付け、高利貸しの様に返済を迫るだけ。
若者はアルバイトをするしかないですが、その賃金も時給七百円。私が十八歳の時にやっていた郵便局の年賀状仕分けと同じ額ですね。私が経験した中で一番時給が安い仕事でしたが…驚きましたね。こんな薄給では車も買えないし、免許すら取れませんよ。
私が以前、格闘技団体「リングス」を率いていた時、オランダから若い選手を参加させました。彼らと話をする機会があり、ふと「結婚して、子供は何人欲しい?」と聞くと、「ああ、俺は二人既に子供がいるよ」と言われ、びっくりしました。
「俺は何もしてないけど、国が面倒を見てくれるんだよ」と。
オランダでは福祉が充実しており保育所も医療も無料。支援も充実しています。だから親が子供を養う事ができない状況でも、養育する事ができます。
少子化に悩んでいる日本は、本来それ位子育てに力を入れるべきでしょうが…。方針を百八十度転換しない限り、国の衰退は止まらないでしょう。
現在、トラック運転手等で流通業に関わっている方の平均年齢は五十〜六十代ですね。今の出生率では、年間八十万人しか子供が生まれない状況となっています。免許を取る人の割合も減っているこの状況では、いずれ流通業を維持する事さえ難しくなるでしょう。
農業、漁業等の第一次産業もこのまま行けば「アウト」でしょう。
戦争をしなくても、このまま少子化が続けば国民の生活基盤は維持できなくなります。これは国家の危機と言えるでしょう。
⑤コロナ禍で炙り出された現実—誰の為のワクチンか?
そして「健康」の問題です。果たして国は国民の健康を守っているのでしょうか?よく問題になるのは食品添加物です。
米国では百五十種類、欧州では五十〜六十種類の食品添加物が使われていますが、日本ではそれらをはるかに超える千五百種類も使われています。
タイで、マーガリンに含まれる「部分水素添加油脂」が健康被害の原因となるとして販売禁止となったとき、翌日からタイ国内のスーパーで日本製の食料品が全て姿を消しました。問題視された油脂が何らかの形で含まれていたからですが、それほど、世界的レベルで日本の食品は「危険視」されているのです。
食品添加物はそれぞれ一種類ずつの研究はされていますが、多くを含んで食事をした場合はどうなるのか、そうした複層的な研究が日本で発表された事はありません。
私が以前から、「何故アルツハイマーになる人が多いのか?」「何故子供のアレルギーが多いのか?」「何故がん患者が多いのか?」と疑問に思っていました。
日本のアルツハイマー患者は、中国、インドを抜いて「世界一」です。若年性アルツハイマーの患者はほぼ日本にしかいません。
その原因は食品添加物ではないでしょうか。若いうちはまだ代謝が効きますが、年齢を経る事に体内に溜まって来ます。そうなれば悪化しますね。
今、政府は「人生百年時代」と称し、「健康であるうちは働きましょう」と、高齢者の労働を奨励しています。これは要するに年金カットが目的ですし、今の政府のやり方では、その健康の維持さえ覚束ないでしょう。
日本は世界第三位の経済大国であるはずなのに、社会福祉を受けられない、高齢者も働けと言われているのに、誰も文句も言わずに働いている…不思議な話です。
新型コロナウイルスのワクチンもそうですね。本来ならワクチンを打てば打つ程、死亡者数は減りそうなものですが、一向に変わらない。果たして何の為の「ワクチン」なのでしょう。どうやら国民の健康の為ではなさそうです。
今年三月、米FDA(食品医薬品局)は、ファイザー社が所有していたワクチンの内部資料データを全面開示しました。これによれば…一二九一件もの副作用が列挙されており、死亡例は一二九三名が明記されていました。
ワクチンの「薬害」に関してはFDAも認知していたはずですが、ファイザー社と共謀して七十五年間も隠蔽しようとしていたのです。ところが開示請求を巡る裁判で敗訴したため、全面開示されました。
国は、外資に対する規制緩和を推進するあまり、各企業の内部情報に関して全く介入しません。本来ならば国民の健康が最優先なのですから外資企業にとって不利益な内容でも情報開示させるべきですが、外資に「忖度」して国民を後回しにする有様です。
どうやらこれにはTPPで決められた付帯条項も関係している様です。
⑥「終戦詔書」に刻まれた「時運の趨く所」
コロナ禍で初めてこういう事実は炙り出されましたが…。日本ではそれ以前から真実が報じられません。数値も全て改竄、隠蔽されています。
日本の政治が誰の意向で動いてきたのか…もうはっきりさせる時期ではないでしょうか。正力松太郎が「ポダム」というコードネームでCIAのエージェントであった事は知られていますが、これも氷山の一角であり、戦後吉田茂を始め、どれだけ多くの人間が、日本を裏切って米国の意向の下に動いていたことか。
以前、『産経新聞』に小堀桂一郎さんが興味深い事を書かれていました。
玉音放送で流れた終戦の詔書は、北宋の碩学、張横渠(ちょうおうきょ)の格言を安岡正篤氏が引用したものですが、ここで安岡さんは「義命の存する所(道義的に戦争を終結させる)」という言葉を提案しました。しかしこの部分は結局、義命が辞書に見当たらない言葉であるとの見識を基に「時運の趨く所(戦争で負けるのは時の運であり、だから終戦する)」という言葉にすり替えられました。
これに関して、当時この過程に書記官長として関わった迫水久常氏に、安岡氏が後日語った言葉が、
「今の日本を見ろ、まさに時運の趨く所で、いい加減な政治が続いているではないか!」…
後のサンフランシスコ講和条約についても、英文を厳密に読めば、そこに「日本の独立」ははっきりと明示されていない、という指摘がありますが、実際、今の日本の状況を鑑みれば、本当の主権国家といえるかどうか、一目瞭然ですね。
野党はこうした事実を追求し、売国政治家を糾弾しなくてはなりません。
喜ばしいことに、今は既成政党に拠らない、れいわ新選組、参政党等の新興政党の躍進が目立ちます。我々国民も、きっぱりと声を上げて戦後体制を否定し、タブーに怯むことなく、事実を追求し、本当の国民の利益になる政治の実現を目指すべきでしょう。(了)
【プロフィール】
前田日明(まえだ・あきら)
昭和34年大阪府大阪市生まれ。昭和52年、新間寿氏にスカウトされ新日本プロレスに入門。翌年プロデビュー、以降、第一次UWF、第二次UWF、リングスに参加。
平成11年に現役引退。その後アマチュア格闘家の大会「The Outsider」を主催し、従来プロレスとは一線を画し、格闘技プロレスから真剣勝負の総合格闘技へと一貫した追及を続けている。
学生時代から読書家として知られ、三島作品に対する造詣も深く、一水会創設者・鈴木邦男氏とも三島文学をテーマに度々対談を行う。
主な著書に、『パワー・オブ・ドリーム』(角川書店)、『格闘王への挑戦』(講談社)、『前田日明が語るUWF全史』(上・下巻 河出書房新社)、『日本人はもっと幸せになっていいはずだ』(サイゾー)等。