第237回 一水会フォーラム 講演録

 安倍元首相銃撃事件で浮かび上がった統一教会問題。これこそ、日本の政治を動かしてきた「戦後レジーム」の一角ではないか。

 今回の一水会フォーラムでは、統一教会問題に詳しいジャーナリスト・元参議院議員の有田芳生氏を招き、戦後最大の闇とも言うべき統一教会・国際勝共連合と政治の関わりについて語って頂いた。 (文責・編集部)

「国際勝共連合は民族派の敵」—統一教会問題を一水会で語る意義

 こんばんは、有田芳生です。今から三十五年前の一九八七年に、私は一水会に依頼され、統一教会(旧・世界基督教統一神霊協会、現・世界平和統一家庭連合)、国際勝共連合批判の講演を行いました。

 この時の講演は、『レコンキスタ』一面に写真入りで掲載されたのですが、私は当時、まだ共産党に籍があったものですから、後日いきなり地区委員長が私の家に来て、「何で一水会の講演に出た?」と問い詰められました。

 でも私は、一水会の講演において統一教会、国際勝共連合を評価したのならともかく、徹底的に批判をしたのです。それなのに党から責められる所以はないと思い、突っぱねました。
当時、一水会が私を呼んでくれたのは、その前年にも『朝日ジャーナル』誌上で統一教会批判をやっていた事が理由でしょう。

 当時、鈴木邦男さんが「国際勝共連合は民族派の敵だ」と堂々と書いて大きな反響を生んでいました(本紙二面参照)。この流れの中で私の一水会での講演も実現した経緯があります。

 皆さんご承知の様に、参議院選挙の最終盤だった今年七月八日、奈良県奈良市。近鉄大和西大寺の駅前で、安倍晋三元首相が山上徹也容疑者に手製の銃で銃撃され、ほぼ即死でお亡くなりになりました。
これは報道されていませんが、一発目の銃撃の際に彼はある言葉を発しています。「かんつるこ!」—これは統一教会の創始者・文鮮明教祖の妻であり、現統一教会トップである韓鶴子(ハンハクチャ)総裁の日本語読みです。ここに事件の動機に連なる背景があります。

 山上容疑者の母親は、一九九一(平成三)年に統一教会に入信しています。その直後、二千万円の献金を行い、その後に三千万円、その後を合わせると合計一億円以上の献金をしています。信仰が深まれば深まる程、「家族」の為に献金を行っていました。

 一方で父親は三十二歳で自殺しています。三人の子供がいましたが、山上容疑者の兄に当たる長男は小児がんを患い、幼い頃から苦労して来ました。

 統一教会の信仰では、「先祖の因縁」が語られる事があります。その教え「統一原理」では、「肉身(にくしん)」と「霊人体(れいじんたい)」という概念があります。

 私達が生涯を終えて地上生活を終えても、霊界で生きて行く事ができるのですが、自殺をした者は霊界でもがき苦しむ事になる。

 この時統一教会は、山上容疑者の母親に「三十二歳で自ら命を絶ったあなたの夫は、真っ暗な霊界の地獄でもがき苦しんでいる。これは山上家の先祖の因縁のせいだ」と教えます。

 同時に、「あなたの息子が幼い時から病気で苦しんでいるのも、先祖の因縁のせいだ」と説き、「信仰を分かっているあなたは『氏族メシア』だから、信仰を深め献金を続ければ家族を救える」とも教えます。

 この献金は「統一原理」の教え「万物復帰」から来ています。「世にある全ての財産は元々神のものであり、これを神の下に返すことができれば、霊界で次の人生を送る時に幸福な暮らしができる」「だからお金を『再臨のメシア』である文鮮明教祖を通じて、神様に返しましょう」、つまり、「霊界で幸せに暮らす為に」お金を出させるのです。

 山上容疑者の母親も、霊界でもがき苦しむ夫や長男を助けるべく、必死で献金を続けたのです。

安倍元首相銃撃事件の背景—山上徹也容疑者と統一教会

 一億円以上もの献金をした為、山上家の生活は苦しくなりますが、食べるものがなくなっても母親は信仰に夢中になる。彼女は彼女なりに家族の為に信仰を深めているのですが、それで実際に家族が救われることはありませんでした。

 「人類はアダムとエバの時代から堕落をしており、『原罪』がある」とされていますが、統一教会の合同結婚式で文鮮明教祖が選んだ相手と結婚し、生まれた子供には「原罪」がない。だから、統一教会の合同結婚式で生まれた子供は「神の子」「祝福二世」と言われます。

 しかし山上容疑者の母親は、結婚後入信したので、山上家の子供は所謂「信仰二世」です。そのままでは「祝福二世」よりも立場が弱いわけで、母親としては、是が非でも自分の子供達も統一教会に入信してもらい、合同結婚式に参加させ、結婚して「祝福二世」を生んでほしかった。だから「息子がああいう事件を犯したのは、自分の信仰が弱いからだ」という理解になるのでしょう。

 しかし息子からしてみれば、母親が信仰を優先し、家庭を蔑ろにしたせいで、自分の家族は崩壊しているのです。

 山上家の長男は二〇一五年に飛び降り自殺をしています。ちなみにこの年は、「統一教会二世」に自殺者が多く出た年でした。このことはあまり報じられていませんが…。

 山上容疑者は大学進学を望んでいましたが、家庭があまりにも破綻していたので断念し、海上自衛隊に入隊。さらには兄弟を助けるべく生命保険に入ります。兄と妹を受取人にして、自殺まで考えていました。そこまで追い込まれていたのです。

 山上容疑者にとって統一教会は「許せない」存在でした。何とかして打撃を与えたいと考え、トップである韓鶴子総裁を襲撃しようと考えますが、警備が厳重で断念しています。

 彼は自分なりに勉強し、「統一教会が日本でこれだけ広がったのは何故か?」と調べた所、岸信介氏がその出発点だった事を知ります。その後継者である安倍晋太郎氏、安倍晋三氏についても調べていくうちに、ターゲットを文鮮明一族から安倍氏へ変更します。

 今年の二月、彼はインターネットである動画を見ますが、これが決定打でした。

 昨年九月十二日、韓国で行われた統一教会関連の国連NGO、UPF(天宙平和連合)の集会に、安倍氏は五分間のビデオメッセージを送っていました。

 ここで安倍氏は「朝鮮半島の平和を望んでいる、行動している韓鶴子総裁に敬意を表する」と述べており、「家族の価値を大切にするUPF」と二回言っています。

 これはUPF、つまり統一教会によって家族を崩壊させられた山上容疑者にすれば「何を言ってんだ!」と怒りに駆られる発言です。かくて安倍氏をターゲットとする七月八日の襲撃に至りました。

統一教会の「素顔」とは—企業連合体の「財団」?

 事件後、メディアは「統一教会と政治の関わり」を報じて来ました。霊感商法の真実や信仰二世の苦しみも報じられていますが、メディアで報じられるのはごく一部でしかありません。

 統一教会は一九五四年に韓国で結成されます。日本で統一教会の支部が設立されるのは五九年であり、六四年に東京都の認証を得て、宗教法人として活動を始めます。

 七〇年代、統一教会は米国にも進出しますが、当時の韓国は朴正煕の軍事独裁政権であり、米国政界で買収工作を続けていました。これに統一教会も連動していたのですが、これが発覚し、ウォーターゲート事件と並び「コリアゲート事件」として扱われます。

 七七年、米下院議会はフレーザー委員会を設け、韓国のロビー活動、統一教会の行動を徹底的に調査し、「韓米関係の調査」として最終的にまとめられます。それによれば、「統一教会とは宗教の顔をした多国籍企業の様な組織であり、政治とも深く関わっている」。

 日本では統一教会は宗教法人ですが、韓国では宗教法人ではありません。「世界基督教統一神霊協会財団」として登録されていました。

 一信石材、統一産業、世界日報等…金融、製造、輸出、様々な企業が集まって経済活動を行っています。

 と同時に、政治・軍事とも深く関わっています。フィリピンの反政府ゲリラ、南米の反政府組織とも関わっており、「凖軍事組織」の性格も持っています。霊感商法などは活動実態のごく一部でしかありません。

 霊感商法で使われる壺、多宝塔等は韓国の「一信石材」で作られますが、原価五千円でしかない壺が四百万円で売られます。信者から流れたお金が韓国に送られる…この構図が七〇年代から作られています。

 それだけではないですね。一般に流通している商品でも実は統一教会が絡んでいるものが多数あります。例えばハウス食品の飲料である「ウコンの力」。これを二〇〇四年から二〇年まで製造していたのは埼玉県神川町にある統一教会系の企業「コスモフーズ」でした。

 キリンの乳酸飲料「iMUSE」もコスモフーズの製造であり、現在でも委託製造されています。

 この企業の中の一社である「統一産業」は、韓国軍に納入する武器の製造を行っています。一九七三年の衆院内閣委員会で問題になりましたが、七〇年代には「鋭和B3」という散弾銃を製造し、日本に二千五百丁輸入していました。

 これが国会で問題になったので統一産業は散弾銃製造をやめ、「鋭和3B」という空気銃製造に切り替えます。また、日本全国に統一教会系の銃砲店が運営され、山の中で銃が使用される事もありました。 

赤報隊事件と統一教会—テロ事件の首謀者?

 この流れで起きたのが一九八七年五月三日の「朝日新聞阪神支局襲撃事件」ですね。後に「赤報隊」を名乗る目出し帽を被った男が襲撃し、朝日新聞の小尻知博記者を散弾銃で殺害。犬飼兵衛記者に重傷を負わせます。

 赤報隊は「反日朝日は戦前にかえれ」と犯行声明を出しており、当初警察は右翼民族派の犯行と判断して捜査していたのですが、動機の面で言えば別の団体が浮上して来ます。

 前述した通り、統一教会の霊感商法が『朝日ジャーナル』で取り上げたのが八七年頃。五月三日の事件直後、共同通信等に「とういつきょうかいのわるくちをいうやつはみなごろしだ」という脅迫状が送られています。

 また犯行の翌日、新潟県の統一教会の信者らに、指導部の一人が「昨日の事件はうちがやった」と発言した…とも伝えられていました。

 統一教会の霊感商法が問題視され、それを封じる為に朝日新聞が襲撃された、と考えられます。

 警察当局も同様に考え、統一教会をマークしていました。私は当時の警察の捜査資料を持っていますが、それによれば統一教会の幹部の名前が載っており、本籍、現住所、写真入手の有無、散弾銃・空気銃の保持についてもリストアップされており、「非合法軍事部隊」と警察が呼んでいる信者についても明記されています。

 その中の一人は自衛隊出身ですが、後に一酸化中毒の事故を起こして亡くなっています。この人物に関しては、赤報隊事件を追っていた朝日新聞の元記者、樋田毅氏の『記者襲撃』(岩波書店)でも取り上げています。

 一九八四(昭和五十九)年、『文藝春秋』七月号に統一教会の元広報局長、『世界日報』元編集局長の副島嘉和氏が、「これが統一教会の秘部だ」というリポートを寄稿しました。

 ここで霊感商法の実態と共に暴露されたのが、統一教会の教理であり、統一教会の行事「四大名節」の実態も明らかにされました。

 ここには「文鮮明夫妻に対して、世界各国の指導者に扮した信者達が跪く儀式が行われており、日本の天皇陛下も信者の一人が扮して、文夫妻に跪いている」と、儀式の驚くべき内幕が記されていました。 

 しかしその雑誌が出る八日前、副島氏は世田谷区の自宅へ戻る途中、暗闇からスキンヘッドの男に襲われ、瀕死の重傷を負います。これも未解決事件ですが、副島氏は「男は韓国空手で襲って来た」と証言しています。

右翼民族派、自民党清和会を繋ぐ「国際勝共連合」

 統一教会はその様な顔を持っていると同時に、政治とも深い繋がりがあります。

 何故政治なのか? これはカルトの教祖には皆共通していることで、オウムの麻原彰晃もそうでしたが、「自分は世界を支配する」と思い込まなければ「教祖」にはなれないものです。

 文鮮明も「私は世界の王の王になる」と豪語していました。だから天皇陛下までも跪かせる存在でありたかった。

 一九六七年に文鮮明は来日します。山梨県の本栖湖畔にある、日本船舶新興会(現・日本財団)の研修所で、笹川良一氏、白井為雄氏(児玉誉士夫氏の名代)、日本統一教会の初代会長・久保木修身氏、そして大坂在住の大物民族派、畑時夫氏らが集まります。

 ここで結成されたのが「アジア反共連盟結成準備会」でした。「統一教会を中核とした反共国際組織」に日本の右翼民族派も提携を目指していたのですが、「アジア反共連盟」は結局実現には至らずに終わります。

 一方で韓国政府は「勝共南北統一」を提唱していました。文鮮明教祖はこれを採って「国際勝共連合」を翌年三月に韓国、四月に日本で結成します。日本における「国際勝共連合」の初代会長は久保木氏が兼任します。

 この時から岸信介氏との交流も始まっています。国際勝共連合結成時の呼びかけ人の一人でもあった岸氏は渋谷松濤の統一教会の本部でも講演しましたし、七三年には訪韓して文鮮明とも握手をしています。

 七四年五月には、帝国ホテルで「希望の日晩餐会」が開催され、政財界等から千七百人が参加する中、福田赳夫蔵相(当時)がマイクを持ち、「アジアに偉大な指導者現る。その名は文鮮明」と持ち上げます。

 なんで福田氏がそこまで持ち上げたかと言うと、久保木氏の妻の父が旧東京帝大時代、福田氏と親友だったからです。その関係でその晩餐会に招待されたわけです。

 こうして、岸信介氏、福田赳夫氏、安倍晋太郎氏と続く自民党清和会との関係が深まってゆく訳ですが、一番関係が深まったのは一九八六年でした。

 この年七月六日、中曽根政権で衆参ダブル選挙が行われ、自民党は衆院で三〇〇議席を得て大勝利を果たします。

 京都右京区に旅館「嵯峨亭」がありますが、ここは統一教会が買収した施設であり、八六年八月、ここに統一教会の女性信者九十一人が集められます。

 「嵯峨亭」に集められた女性達は「あなた達は文鮮明教祖を証(あか)していかねばならない」、つまり、文鮮明教祖をもっと社会的に広めて行かなければならない、その為に「あなた達は国会議員の秘書にならなければならない」と指令を受けます。

 「嵯峨亭」で行われたのは「国会議員の秘書養成講座」であり、そこで統一原理の教えを徹底的に叩きこまれたうえで、秘書になる為の素養、挨拶の仕方、名刺の渡し方、お茶の淹れ方、ワープロの技能、英会話の勉強、食事のマナーを訓練されたのです。最後に文鮮明夫妻の写真が入ったペンダントを渡され、「ファーストレディ一期生」として認定されます。

 かくして地元に戻った女性達は、国会議員の公設秘書、私設秘書となり、多くの政治家を支える事になります。これは表に出ていないだけで、現在も続いています。

 文鮮明は八二年、米国で脱税容疑による一年六か月の実刑判決を受け、刑務所に収監されます。こうなると入管法の規定により、日本にも入国できなくなりますが、これを「政治の力」を使って打開しようとします。

 九一年十二月、秘密裏に文鮮明は香港・北京経由で北朝鮮に渡り、金日成主席と会談し、「義兄弟の契り」まで結びます。

 「統一教会は今後北朝鮮の経済支援を行う」という共同声明まで出し、世界を驚かせたのですが、日本では九二年、「北東アジアの平和を考える国会議員の会」が結成されます。

 ここに参加した国会議員が法務省に働きかけ、最終的には金丸信氏が掛け合い、文鮮明の来日を実現させました。

強制捜査を中止させる「政治の力」

 この来日時、文鮮明の話を大阪で聞いた信者の一人に「阿部令子」という女性がいます。

 彼女は合同結婚式にも参加した熱心な信者ですが、八六年のダブル選挙には、衆院の大阪三区から無所属で立候補しています。結果は次点でしたが、無名の新人が七万五千票を獲得した事は驚異的でした。

 九〇年の衆院総選挙でも「渡辺美智雄氏の秘書」という肩書で立候補しました。なんと自民党は彼女を追加公認したのですが、この時の選挙では自民党の女性候補は彼女ただ一人でした。

 そして現在に至ります。現在は自分達の政策を自民党に理解してもらう事を熱心に行っていますが、特筆すべきは二〇〇六年、第一次安倍政権下での教育基本法改正でした。

 改正後の教育基本法には「家庭の大切さ」が新たに盛り込まれています。これに基づき、自民党では「家庭教育支援法」の制定案が作られており、熊本などでは「家庭教育支援条例」が生まれています。
いずれ国会で法律を成立させるのが、統一教会の現在の狙いでしょう。「家庭を大切にする」とは、統一教会・統一原理で最も重要視されている概念です。

 言うなれば「父親」を大切にするのですが、統一原理では韓国はアダム国家、日本はエバ国家ですね。母親の国は父親の国に絶対的に服従し、献金で支えてやりましょう…というものですが、全国各地の統一教会信者の地方議員はこの実現に向けて動いています。

 この為に国会でロビー活動をするお金を統一教会は出していますが、その項目の一つに「対策費」があります。裁判費用であり、「警察に強い国会議員への働きかけ」の費用でもあります。それも月一億円です。

 表に出せないお金は、北朝鮮に流れているお金もそうですね。北朝鮮の「平和自動車」は統一教会系の合弁事業でした。

 平壌の普通江(ポトンガン)ホテルの近くには統一教会の礼拝所があり、信者は堂々と入国しています。二〇二〇年まで、少なくとも日本人信者も出入りしていました。

 捜査当局はオウム真理教の次に統一教会に関心を持ち、摘発の用意までしていました。しかし寸前で中止になる。私は「何故か?」と警察幹部に聞いたところ、「政治の力で中止になった」と言われました。

 同時に「オウムの様な事件がなかったから」とも言われました。もし、赤報隊事件との関わりを当時明らかにできていれば、統一教会を摘発できたかもしれません。警察は霊感商法等の経済事件の他、北朝鮮とのルートもターゲットにしていたのです。

 テレビで報道されているだけでない、様々の「顔」を持つのが統一教会です。戦後史の「暗部」を明らかにする為にも私は今後も統一教会に迫って行きたいと感じています。 (了)

【プロフィール】
有田芳生(ありた・よしふ)
昭和27年京都府生まれ。
昭和52年立命館大学経済学部卒業。高校卒業後に日本共産党に入党し、大学卒業後新日本出版社に入社。その後離党してフリージャーナリストに。
80年代より統一教会・国際勝共連合の問題を取り上げ、昭和61年の『朝日ジャーナル』霊感商法批判キャンペーンに参加。同誌休刊後は『週刊文春』等で活躍。
オウム真理教事件においても活躍し、テレビ番組に出演。
平成19年、新党日本副代表に就任。平成22年の参議院選挙では民主党公認で比例区より立候補し、当選。以降参議院議員を二期務め、北朝鮮の拉致被害者救出とヘイトスピーチ規制法成立に尽力した。
主な著書に『酔醒漫録』(にんげん出版)、『北朝鮮 拉致問題 極秘文書から見える真実』(集英社)、『改訂新版 統一教会とは何か』(大月書店)等。