故・西部邁先生の歿後5年を期に、左右の立場を越えて関係各位が発起人となり「ファシスタ忌」が開催されました。

 西田昌司参議院議員、関東学院大学の富岡幸一郎教授、京都大学大学院の藤井聡教授、評論家の佐高信氏、元文部官僚の寺脇研氏に弊会木村三浩代表を加えて六名が発起人となり、「ファシスタ忌」は21日、新宿三丁目の「犀門」で行われ、ご長女の西部智子さん、「正論」の上島嘉郎元編集長、チャンネル桜の水島総代表取締役社長、文芸評論家の中森明夫氏や、産経新聞記者、フジテレビ関係者、文筆家など約40名が集い、弊会からも若手が参加しました。

 西部先生は「作法としての反米」を唱え、戦後日本の対米従属体制を常に憂えておられました。「ファシスタ忌」では関係者各位が西部先生好みの、闊達な社交を実践し、二次会では新宿三丁目「bura」になだれ込んで、国際情勢とわが国の過去・現在・未来の在り方などについて、的確なリソースを基に議論がなされました。

 また、夜の「ファシスタ忌」に先立って木村代表は日中、西部門下生とともに多摩川の入水現場を訪れ、鎮魂の献花と合掌を捧げました。

 西部先生、弊会は今後も対米自立・道義国家日本再建の活動を展開して参りますので、天上からお見届けくださいませ。